- 2011.11.23
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タイ洪水調査(その2)
大西です.タイ洪水調査報告のつづき.

途中,道路が盛り上がった部分があり,冠水を免れています.前後は,冠水区間です.この短い非冠水区間に食料や雑貨を売る露店が集中しています.ここがもとからバス停か分かりませんが,多くの人がここで降ります.ここより,西はさらに水深が深くなり,海軍によってボートによる輸送サービスが提供されています.
ボート乗り場へのアプローチ.中が空洞のプラスチックの箱を組み合わせて作っています.ボートは乗り合いタクシーのように,ある地域へ向かう人がある程度集まったところで,出発します.私も,空いているボートに乗せてもらいました.
ボランティアによって調理された弁当が船着き場まで,軍用車で運ばれてきました.ここで,船に積み替えるため,いったん積み出している様子です.

ある程度,同じ方向の人が集まった段階で出航

軍用車が多くの避難者を乗せて,街の方へ運んでいく様子(左).
トラックが水の中を走っています.その波が船まで来ると結構揺れます(右).
途中に,このような船着き場があります.


- 2011.11.21
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タイ洪水調査報告(その1)
大西です.
11月16-19日に,バンコクに行ってきました.シンポジウム出席のための渡航を予定していたのですが,急遽,目的を洪水災害の調査に変更しました.
11月19日(土)に実際に被災地に入りました.北部から日々浸水地域が拡大していた頃には,バンコク中心部の浸水も確実という報道も一時ありましたが,結果的に中心部が浸水することはありませんでした.中心部にいる限りは,観光客がかなり少ないのと,至る所に土嚢が積んであること以外に,緊迫した状態でもなく,通常の日常生活を送っていました.食料も若干価格が高くなっているものの,逼迫した状態ではありませんでした.一時,バンコク市内の水道で黄色い水が出ていたことがあり,一時的にペットボトルの水が店頭から姿を消したそうですが,私が訪問したときは,水道も特に問題ありませんでした.
バンコク市内のチャオプラヤ川の河岸(タクシン橋,マンダリンオリエンタルホテル周辺)にも行ってみました.水位は高く,流れは異様に速いものの,越流はありませんでした.友人の自家用車でバンコクからチャオプラヤ川を渡って,川の西岸にあるトンブリ地区に入ります.Phet Kasem通りというバンコク市内から西へ向かう幹線道路を進みます.途中から,浸水区間に入るため,バスに乗り換えます.比較的,浸水深が低いところは,バスや大型トラックが主要交通手段です.自家用車も走っていますが.
バスの中で
車窓からの景色.まだ序の口.

だんだん,次第に水深が増します

次第に深くなり,気づくと,車の半分が沈んでいます.



次第に水深が深くなります.それでも,バスや軍用車,大型トラックは走っています.
- 2010.03.26
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追いコン
研究室リレーブログが滞っていたので更新します。
先日小林研の追いコンが行われました。
先生たちの卒業生への言葉には長く研究をともにしたからこそできる深いつながりを感じ、感動しました。
みんなとても優しく、頼りになる先輩方でした。
偉大な先輩方をもてて嬉しく思います。
そして僕の同回生の秋山君、森野君もそれぞれ新たな道を進むことになりました。
非常に頭のいい彼らがでていくのは残念ですが、お互い成長し再会できるのを楽しみにしています。
P.S 研究室の生ごみが異常に臭かったです
- 2008.02.02
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卒論提出
本日は卒業論文の提出日でした。
4回生は前日から全員研究室にお泊り体勢。
最後の仕上げにかかっておりました。
そしてお祭り気分のその他の学生もお泊り体勢。
サポートと妨害を繰り返しておりました。
これまでの頑張りが実って余裕のある子もいれば、
頑張ってたけどカツカツだった子もいたので、
進捗状況はまちまちだったのですが、
提出に向けての姿勢は非常に足並みが揃っていて、
見ていて清々しい気分になりました。
4回生のみなさん、本当にお疲れ様でした。
今日はゆっくり休んで、明日からは発表・審査に向けて、再度頑張ってください。
自分も修論頑張らないとな…負けてられませんね。
- 2008.01.11
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今日の迷言
最近書き込みが少ないですね。
そんな折の第一回「今日の迷言」。
【発言者】
藤森氏(4回生)
【状況/文脈】
今朝早起きしたら空が暗かった、という藤森氏の体験についての会話
【迷言】
「一番日が短くなるのって二月のいつやっけ?」
・・・
・・・さあっ、みんなも小林研でがんばろう!
- 2007.12.11
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本:『生物と無生物のあいだ』
生物とは、生命とは何か ―
この誰もが一度は考えたことがあるシンプルな疑問から本書はスタートしていきます。
「生命とは自己複製を行うシステムではないか」
「生命とは、動的平衡にある流れそのものであり、『結果』ではなく『効果』としてある」
など、仮説を立てては、実験結果に裏切られ、
次々と奥深い世界に分け入っていくその姿は、
(卒業)研究をしている身として考えさせられるものがあります。
また、本書で示される生命現象の考え方は、学問の垣根を越えて、
この研究室で馴染みの深い経済学の分野でも面白い想像を掻き立ててくれるものだと思います。
厚みのない新書ではありますが、
著者の福岡伸一氏の巧みな文章表現によって、
その詩的で神話のような生物学の世界に、
そしてその罪深い欲望の渦巻く研究者の世界に吸い込まれていきました。
あ、卒論も書きます。もちろん。。
- 2007.12.01
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きしめん
前々回にもあるように、
桂キャンパスにおいて、昼食に何を食べるかは、
充実したラボライフを送る上で、不可欠な要素です。
その点、私はほぼ毎日、きしめんを食べます。
理由1: 安い (168円)
理由2: 栄養バランス (鰹節とホウレン草が標準装備)
理由3: 待ち時間が短い (ピーク時でも、長蛇の列の奥にある麺コーナーはガラガラ)
皆さんのコダワリは何でしょうか。
- 2007.11.21
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桂へのアクセス
自転車盗まれました。今からその原因を探っていきたいと思います。
前期、卒業必要単位を残していたために吉田キャンパスで履修する必要があったぼくは、
現在でも吉田キャンパスの近くに住み続けているので、
桂への交通手段は毎度悩みの種です。
普段はキャンパス間の連絡バス(無料)を使っていますが、
今日は朝9時からゼミがあったので、それでは間に合いません。
そこで阪急電車と市バスとを乗り継ぐのですが、
家が烏丸鞍馬口にあるので、四条駅までかなり遠く、
公共交通機関はさらに地下鉄烏丸線を使わなければなりません。
地下鉄は、往復500円。
たかが500円、されど500円。
我慢すれば、海鮮丼(大盛)が食べられます。
結局、妥協案として、自転車で四条駅まで行くことになるわけで、
その場合は長時間自転車を放置することになります。
書くのも疲れてきたので、妥結案を列挙すると、
・自転車のカギを強化
・地下鉄を使用して、食事を質素に
・自転車で桂キャンパスまで行く
・ゼミ開始は10時以降
次期4回生のみなさんは早めに交通手段を考えておいてはいかがでしょうか。
と言いつつ、自転車が盗まれたやるせなさをぶつけるためだけの、オチなし書き込みでした。
- 2007.11.16
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おうどん
去年の秋から小林研究室は桂キャンパスに引っ越しました。
桂キャンパスに来て一番がっかりしたことは、
ご飯を食べに行く選択肢が吉田キャンパスのときに比べて、一気に減ったことです。
コレクションのオムライス、gooのハンバーグ、ヤンパオの定食etc.
思い出すとノスタルジックな気分になってしまうくらい、桂ではご飯の選択肢が少ないのです。
食べることが毎日の楽しみの私には、酷な環境でした。
そんな中、希望の光が射しました。
丸亀製麺のおうどんです。
桂キャンパスから車で5分の、丸亀製麺ではおいしい讃岐うどんが食べられるのです。
丸亀のおうどんに出会って以来、わたしの夕食は
とろ玉うどんと野菜のかきあげのヘビーローテーションです。
夕暮れ時、「おうどん行こ?」と言うと、結構な人数が集まります。
研究室(みんなの?)お気に入り、丸亀のおうどん。
乾いた桂生活に希望の光を与えてくれてありがとう。
わたしは丸亀のおうどんを、これからもこよなく愛していこうと思います。
- 2007.11.16
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明日は東京出張
明日は、経済産業省の方とのミーティングがあるので、霞ヶ関へ出張です。
私はコミュニティ・ファイナンスというコミュニティにおける資金調達手法について、
その中でも特にマイクロファイナンスのメカニズムを理論的アプローチで勉強しています。
なぜ連帯責任を伴うグループ融資が成功するか、成功するための要素は何かなどを、数式をいじくって考える感じです。
今回のミーティングでは、研究テーマを現実の文脈に即した形で絞り込むために御意見を伺おうというわけです。
初めての出張(新幹線)なのでちょっと緊張します。。
とりあえず、早く資料を完成させて、寝坊しないようにします。